「禁煙バトルロワイヤル」

禁煙バトルロワイヤル (集英社新書 463I) (集英社新書)

太田 光 / 集英社


私もよーへーさんもタバコを吸いませんし、周りにもあまり喫煙者がいないので、私はタバコのにおいにはかなり敏感ですが、でも決して嫌煙、ということではなく、例えば食事の後などに同じテーブルで友人がタバコを吸うなら、どうぞどうぞ、という感じです。

この本は、ヘビースモーカーである爆笑問題の太田光さんと、彼の主治医でもある医師奥仲哲弥さんのタバコと禁煙をめぐる対談です。が、それに留まらず、人はなぜタバコを吸うのか、という問いが、人はなぜに生きるのか、につながっていく、なかなか哲学的な一冊でした。

しかし、私が一番衝撃をうけたのは、COPD(慢性閉塞性肺疾患)という病気のお話でした。
タバコの害として、肺がんになるリスクは常に語られますが、それよりもこのCOPDという病気のことをもっと伝えるべきだと奥仲医師は話しています。

これは肺が伸びきったゴムのようになり、息は吸えるが吐けなくなる病気。タバコを吸わない人はほとんど罹らない一方、喫煙者は罹患する可能性が極めて高いそうです。

肺に空気がたまってパンパンになって、それでも吐けなくて、非常に苦しく、重度の患者さんは本当にかわいそうで見ていられないが、どうにもしてやれない、しかも死ぬに死ねないので、人生の最後の10年くらいを苦しむ可能性がある、と奥仲医師は語っています。

読んでいるだけで苦しくなるような・・・。

これ以外にもタバコによる健康への影響について、いろいろと知らないことがありました。やはり基本的には吸っていいことは全くなく、確実に健康が害される、ということのようです。

しかし、奥仲先生はヒステリックな嫌煙活動には反対で、喫煙のリスクを正しく知り、定期的に健診を受けて、できれば1日5本以内で、と訴えておられます。

太田さんはそれでも禁煙はしないそうですが、タバコを吸われる方には一読をお薦めします。
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Commented by だた at 2008-12-24 22:57 x
マナーのいい喫煙者はいいんですけどねぇ。
あ。それでも、体から臭うほどの愛煙家はちょっと困るな。

しかし怖い病気があるものですね。
意識があるのに息苦しいってのはそれだけでイヤだ。
Commented by osorae at 2008-12-28 06:17
>だたさん
そうですね、マナーを守ることは大前提ですよね。
職場は完全禁煙なんですが、喫煙者の来客があると、時々会議室がタバコくさくなりますよ。吸ってないのに。身体にしみこんでるんですね~。
by osorae | 2008-12-17 23:59 | 私の読書日記 | Trackback | Comments(2)

私(りか)と夫よーへーさん、娘のそらちん&おはるの四人家族。そのどうってことのない日々のあれこれ。


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